先日、中田英寿さんのドキュメンタリー番組
『中田英寿 僕が見た、この地球。~旅、ときどきサッカー~』を観ていた。
録画してないので、おおまかなことしか覚えてないけど、
中田英が、世界の色んな国を旅して、その国の人たちとの交流を通じて、
自分探しをしていくっていう内容なんだけど、
この旅を通じて、中田英寿という男性に、ものすごく興味を持った。
元々、サッカーにあまり興味がなかったのと、
現役時代の中田英は、クールで棘のある感じがあって、
しかも、マスコミ嫌いなイメージがあったので、
テレビで観ても、「へぇ~」って思う程度だった。
でも、それが全くの誤解だったと分かった。
人間、いい時もあれば、悪い時もある。
いい時は、まるで英雄のように持ち上げられ、
悪い時は、攻撃を受ける。
そして、真実が曲げられて伝えられる。
そんなマスコミの報道に、当時の中田英は、
彼なりのバリアを張っていたのかもな・・・って思った。
【貧しい国の様子を見て、どう感じるか?】との質問に、
悲惨だ悲惨だと言ったところで、自分にできることは限られてる。
それよりも、何をしてあげれば、この国の人たちが
喜ぶのかを考えたいと答えた。
衛生状態も悪く、食べる物もままならない、
戦争の被害を受け、手足がない子供だっている、
そんな貧しい国にいながら、
人びとは、決して”笑顔”を絶やさない。
ほんと、すごいな~って圧倒されたし、
なに不自由なく暮らしてる自分って、ちっぽけだな~って思った。
中田英は、ものすごく強い人間力があると表現してたけど、
その言葉がピッタリと当てはまる。
そんな姿を観て、生きてることの喜びを再確認した。
そして、やっぱり、中田英ってスゴイ!とあらためて感じた。
色んな国の言葉が喋れるのは知ってたけど、
現役時代よりも、人間が柔らかくなったし、
人を惹きつける魅力ある人だと思った。
しかも、現役時代には見せなかった人間らしい笑顔が素敵だった。
水道を捻れば、綺麗な水が出てきて、
食べたい物を好きなだけ食べて、
欲しいものがあれば、すぐ買ってしまう、
こうして当たり前のように生活してるけど、
これって、最高の贅沢だよな~って思った。
自分探しの旅か・・・
冷静に自分のことを見つめ直し、
色んなものを吸収する時間も時には必要かな~って思う。
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